2009年5月24日日曜日

携帯 新型インフルエンザ特集 3/5

インフルエンザの過去

ここでは、インフルエンザの歴史について、お話します。
インフルエンザの最も古い報告は紀元前412年のヒポクラテスとリヴィによるものとされています。
11世紀には明らかにインフルエンザの流行を推測させる記録が残っており、
16世紀にはすでにインフルエンザ(イタリア語の「星の影響」が語源)という名で呼ばれていたようです。
引用:http://influenza.elan.ne.jp/basic/history.php

20世紀に入ってから、被害が大きかったインフルエンザの流行は3回あります。
スペインかぜ、アジアかぜ、香港かぜで、
特徴としては日本ではそれぞれの流行が2回に渡って起こった(第1波、第2波)ことが挙げられます。
第1波が過ぎたからといって、安心ができないのです。

スペインかぜ(H1N1)は、 第1波1918-19 第2波1919-20と起こり、
国内の人口は、当時5500万人、そのうち、死亡者は48万人に上りました。
世界中では、人口18億人のうち、死亡者は4000万-1億人に達したといわれます。

アジアかぜ(H2N2)は、第1波1957春 第2波1957秋に流行し、
国内 人口9200万人のうち死亡8000人
世界 人口28.5億人のうち死亡200-400万人 と言われています。

香港かぜ(H3N2)は、第1波1968-69 第2波1969-70で、
国内 人口1億人 のうち死亡2000人
世界 人口35億人のうち死亡100-200万人 と報告されています。
(引用:数値は感染症情報センターウェブサイト、および 新型インフルエンザの企業対策 日本経済新聞出版社 p.23より)

それぞれの流行で、社会の中核を担う若年成人が死亡し、社会的機能が低下、
スペインかぜでは平均余命が10歳以上低下した、と言われています。

つぎは、
今日から使えるインフルエンザの対策
です。

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